陰山英男 監修「まいにち一分おんどく大百科」がわが子の音読習慣をつけた理由

 

もともと音読が苦手だった長男(現在年長)。

小学校入学を来年に控え、小学校の学習の準備もそろそろしないといけないと

言うことで、宿題の内容などを近所のママさんからリサーチしたところ・・・

 

毎日、音読の宿題、数字の分解・合成を言葉で発声するという

宿題がでているようでした。

 

音読の重要性については、語彙を増やしたり、読解力を身につけるうえでも

とても重要だと思っていましたが、

今のままでは息子が小学校で劣等感を感じて授業が嫌いになってしまうかもしてない・・・。

 

と不安になり、

本人がやる気になって音読をできるような手段を探してきました。

 

いろいろとためしましましたが、

この、まいにち1分おんどく大百科366

という本にたどり着きました。

 

 

 

こちらの本の一番よかったところは

・目標音読秒数

が書いてあったことです。

 

それにより、息子の競争心が芽生え、音読に前向きに取り組めるようになりました。

 

はじめの方は短く、8秒くらいで終わってしまうのですが、

「毎日継続」を目標にしているので

1ページで終了して、毎日継続してやっています。

 

「毎日」ということが習慣づくように、

寝る時間が遅くなった日も必ず音読してから寝るようにしています。

 

 

内容については、

 

・知識・・・十二支、春の七草、なんでもベスト3

・おはなし・・・ももたろうなどの日本昔ばなしや童話など

・ことわざ・慣用句・・・親しみやすいことわざ、慣用句を解説付きで

・ことばあそび・・・早口ことば、つけたしことば、回文など

・詩・うた・・・教科書に頻出の詩や、親しみやすい童話、唱歌など

・俳句・短歌・・・松尾芭蕉小林一茶の代表作など

・古典・・・枕草子源氏物語徒然草などを、現在語訳つきで

・和歌・・・百人一首を中心に名作を解説つきで

漢詩・・・春望・春暁・静夜思などを書き下し文つきで

・文学・・・明治、大正、昭和の文豪たちの名作・名フレーズ

・名言・・・福沢諭吉のことば、坂本竜馬のことば、論語など

・英語・・・アルファベット、動物の鳴き声、英語の早口ことばなど

 

内容はなつかしいなあと感じるものも多々ありました。

 

 

この本では、

「文章の意味や理解にこだわらず、文章のリズムや響きを楽しむことが目的で、

意味がわからなくても、音読するだけで脳は活発に動くため、

こちらの本では脳を活性化するメソッドとして割り切りましょう」

と書いてありました。

 

 

確かにはじめのうちは読む訓練として、

使っていき、なんども繰り返していくうちに、意味も考えながら

読めるようになってくれることを

第二目標としています。

 

子どもに対しての教育は、

本当に親の忍耐が必要だと感じています。

 

でも子どもは少しづつでも必ず成長するので

忍耐強く、一緒にかんばっていきたいです。