こどもの切り替えがスムーズにいく声かけ【わがやの場合】

 

子どもは親の思い通りには動いてくれません。だから、つい声を荒げたり、頭ごなしに怒ってしまうことがあります。

 

でも、わが子のかわいい寝顔を見たときに「なんでもっとやさしく言えなかったんだろう」と後悔する日も多いです・・・。

 

そこで、「どのような声かけをすれば、子どもがやる気になるか・切り替えられるか」

我が家で実践してみて、うまくいったなあという声かけを紹介したいと思います。

 

 

・おもちゃで遊んでいて、今からお風呂にはいろうと促すが入りたがらないとき

→「後何分したらお風呂に行こうか。」

今すぐとういう表現ではなく、お風呂へ行く心の準備時間を与えたことで、

約束の5分後にすんなりお風呂へ行くことができました。

 

 

・ごはんを食べるのが遅いとき

→「お母さんが目を10秒つぶっている間にこのご飯なくなっているかなあ。」

ゲーム感覚で時間制限を与え、ご飯がなくなっていたときは驚く演技をしました。

すると、止まっていた手がどんどん進むようになりました。

 

→「次は卵焼きを食べると思うなあ。なにたべるのかなあ」

こどもが次に何をたべるか予想すると、予想とは違うおかずをわざと食べて、

「ざんね~ん」と言いながらも食は少し進みました。

 

・兄弟喧嘩をしているとき

→「お母さんにだけお話を聞かせてくれる?」

お母さんにだけ内緒でという特別感からこちらのほうに興味を持ってくれ、

二人の興奮は収まりました。

 

・すごろくやボードゲーム、トランプなどで負けたときに、泣く・いじける

→「負けると悔しいよね。お母さんも負けたときはいつも泣きそうになるよ」

こどもは怒りや悲しみをまだうまく言葉で表現できません。だからこそ、大人がこどもの気持ちを代弁し、共感することでこどもも落ち着くのではないかなと思います。

 

 

・もう歩けない・・とだだをこねる

→「じゃあ、あそこまでよ~いどんで競争しようか」

競争と聞いたとたん、とてもやる気になってくれました。わが子は競争が好きなようです。

競争やゲーム性を持たせるとやる気になることが多いです。

 

・ピアノの練習をやりたがらない

→「○○くんの曲、CDが流れているのか○○くんが弾いているのか分からないくらいとってもいい音だよ。目をつぶっているから、CDか○○くんか、当ててみるね」

普段から、練習中に「CDみたいだね!CDにして売れるくらい上手だよ」といって練習のモチベーションをあげているので、わが子にはこの声かけは有効でした。

 

 

おわりに

 

子育てをしていると、イライラすることも大変なこともたくさんあります。

子どもへの声かけも、「今回はうまくいったかな」「これはうまくいかなかったな」など、成功や失敗を繰り返して、考えて親も学んで、成長していけるのだと思います。

 

分かっていることでも、ついつい感情的になってしまうことも多いですが、

ふと冷静になって、客観的に分析できるよう、私も成長していきたいです!